コウノトリが暮らせる豊かな自然を取り戻そう!想いを乗せた“コウノトリの凧揚げ”

特別天然記念物に指定されているコウノトリ。鶴とよく間違えられますが、首と胴体が白く、脚は赤く、鶴と違い成鳥は鳴かないのが特徴です。1971年に、日本国内の野性のコウノトリは絶滅。その後は東アジアに生息する2000~3000羽が、渡る途中日本を通過するのが見られるほどです。

その後人工繁殖も行われ、エサを摂る訓練をつんだのち放鳥、コウノトリの再野生化が徐々に進められています。

そこで、サントリーが企画した未来を担う子どもたちへ贈るプロジェクト『-未来への糸- Line of life Project』。将来、日本の風景がガラッと変ることを夢見て…。瞳輝く大勢の子どもたちが参加しました。

-未来への糸- Line of life Project

はたして実物のコウノトリを見たことがある人はどれ位いるのでしょうか?全長約110-115cm、体重4-6kgという非常に大きい水鳥、コウノトリ。

飼育されているコウノトリを、子どもたちが観察します。羽を広げると160~200cmにもなるとか。その大きさにビックリ。

コウノトリが生きられる環境とは?

両手を広げた子どもとそんなに大きさが変らないコウノトリ。そんな彼らが生きるために必要な環境があります。

それは、生物多様性の環境。コウノトリが食べるのは蛙やどじょう。蛙やどじょうを育むのが微生物…その食物連鎖が必要なのです。まさに生物の生態系の頂点にいるコウノトリ。

「昭和30年代に、日本中お米をたくさん作るために農薬をたくさん使った。それでどじょうや蛙がいなくなって、コウノトリが食べる生き物がいなくなったんです。」そう、サントリー世界愛鳥基金運営委員の小宮輝之さんは語ります。


“コウノトリの凧”をつくる

そこで考えられたのが、“コウノトリの凧揚げ”です。日本人は昔から、祈りや願いを込めて凧揚げをしていました。大空にたくさんのコウノトリが帰ってきますように…そんな願いを込めて、職人さんの手によるコウノトリの凧が制作されます。



みんなで凧揚げ!

そして大人も子どもも一緒になって、広場へと向かいます。

“コウノトリの凧”を手に、みんな嬉しそう!

美しい鳥をくまなく再現された、美しい凧。無事大空へ舞い上がることが出来るのでしょうか。

子どもたが見守る中、見事揚ったようです。



「田植えをしたり、稲刈りをしたり。すると毎年毎年色んな生き物たちが蘇ってくる。「今ならまだ間に合うんだ」という思いを、子どもたちが心に刻んでくれたら。」サントリーエコ戦略部チーフスペシャリストの山田健さんは語ります。

自然の恵みに感謝する思いで立ち上げられたこのプロジェクト。大きな生き物たちがたくさん住んでいる日本の風景を目指して…。そして、コウノトリは知っています。

2015年、千葉県野田市で3羽のコウノトリが放鳥された。彼らが降り立ったのは、人々が日本各地で生態系を取り戻すために活動している地域だった。

『鳥は、森をつくる。森は、水をつくる。水は、命をつくる。』サントリーの愛鳥活動“-未来への糸- Line of life Project”の映像でした。

これから創り上げる私たちの未来。希望溢れる映像をぜひご覧ください。

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