65歳でも夢見ることは出来る。アコーディオンを再び手に入れ、輝き始めた女性の物語

歳を重ねるにつれ、年齢を言い訳に諦めてしまいがち。「もう若くないから…。」そんなセリフを口にしたことがある方必見の映像が、ブラジルから届きました。

大切に心にしまう思い出

映像に登場するのはNiceiaさん。幼少の頃学校でピアノの授業があり、心を惹かれた彼女は両親にねだりますが、高すぎるとのことで断念。その代わりとして彼女に与えられた楽器とは…。

アコーディオン。ピアノとよく似たその楽器をすぐに大好きになり、7歳から15歳までレッスンを受けました。

家庭に入り、一度は諦めた夢。

その後彼女は家庭に入ります。大切にしていたアコーディオンも、家財用品を買うために売ってしまいました。家族のために美味しいお料理は作れるようになりました。しかし、心からアコーディオンという存在が消えることはなく、ひたすら思い続けていたと言います。

いつかアコーディオンオーケストラで演奏してみたい。

しかし、2台目のアコーディオンを手にすることはありませんでした。「時には待つことも必要。人生とは待ち続けること、でしょ?」そんなセリフも。

アコーディオンへ募る思い

ある日彼女は、テレビで少年がアコーディオンを弾いているシーンを目にします。「今すぐアコーディオンを弾きたい!!」強い衝動に駆られます。

サプライズなプレゼント

すると思いもよらないところから、プレゼントが届いたのです。長年心に思い続けてきたアコーディオンを手にするNiceiaさん。音楽を奏でる喜びを、全身で感じるかのように弾き始めます。

素晴らしい先生のレッスンも受けられるようになりました。彼女の日々が、再び輝き始めます。しかしこれだけではなかったのです。彼女がずっと夢見たこと、それは…。

アコーディオンオーケストラでの演奏

なんと、夢見ていたアコーディオンオーケストラのステージに立てることになったのです。


喜びに満ちた彼女の表情。そしてこんな言葉を口にします。

昨日までは何もなかったのに、今日は素晴らしいものを手にしている幸せ。

夢は私たちが期待するようには叶わないかもしれない。でも、それはもっと素晴らしい形で叶うこともある。

ブラジルの大人用紙おむつブランド・Plenitudから届いた素敵なサプライズギフトでした。最後にはこんなメッセージが。

『63歳でも、65歳でも夢見ることは出来る。遅すぎることは決してないのです。生き続けると、年齢など重要ではなくなる。なぜならあなたの意思こそが大切で、それは決して歳を重ねることはないから。』

一度諦めてしまったことも、思い続けていれば叶うことがある…。生き生きと輝く彼女を見ていると、希望と勇気がもらえる気がします。

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